酒粕の個性を楽しめる、
吟醸香漂う発酵スイーツ〈酒粕の吟(うた)〉が発売

posted:2021.11.26

日本酒の魅力を海外へ発信する〈SAKE Scene〉から、新たな酒粕スイーツブランド〈酒粕の吟(うた)〉が誕生しました。吟醸香がふんわりと漂うケーキや焼菓子は、おいしいのはもちろん、酒粕の栄養分がたっぷり含まれたスイーツとしても注目を集めています。

酒粕とは?

〈酒粕の吟〉の味の決め手となるのが発酵食品「酒粕」です。酒粕とは、日本酒をつくる際に生まれる副産物で、蒸米と米麹と水をアルコール発酵させた醪(もろみ)を絞ったあとの固形物。その名に「カス」とつきますが、お米や米麹、酵母由来の栄養素が豊富に含まれ、巷では“栄養の宝庫”とも呼ばれています。

芳醇な香りを楽しめる酒粕スイーツ

栄養満点の酒粕ですが、日常で摂取するのはなかなか難しい食品です。せっかく購入しても、冷蔵庫の片隅に眠っていて、なかなか消費しきれないという方も多いかもしれません。そんな酒粕をもっと気軽にとってほしいと誕生したのが酒粕スイーツ〈酒粕の吟〉。「詩歌を口ずさむようにじっくりと自分に向き合いながら、リラックスして味わってほしい」との思いが込められています。

「酒粕ヨーグルトケーキ」は、酒粕にヨーグルトをプラスしたダブル発酵食品の魅力を楽しめるレアチーズケーキ風スイーツ。ヨーグルトの酸味に酒粕のコクがプラスされ、ふんわりと吟醸香が漂う上品な風味です。舌ざわりの良いなめらか食感が魅力。冷凍のままカットできるので、食べたい分だけ解凍できるのもうれしいポイントです。

「酒粕フィナンシェ」は、酒粕をプラスした香り高い黄金色のフィナンシェ。驚くのはバターの風味と酒粕の相性が良く、バターのコクと酒粕の旨みが口の中で想像以上に広がること。しっとりとした食感で、香ばしいアーモンドが香る極上スイーツは、コーヒーのお供にぴったりです。

どちらのスイーツもアルコール成分が含まれていないので、妊婦や子どもでもOK。日本酒が苦手でも、酒粕なら大丈夫という人も多いため、試してみる価値ありです。酒粕ならではの芳醇な風味を感じるスイーツは、ひと味もふた味も違います。

個性の異なる3種類の酒粕を使用

「酒粕フィナンシェ」には、蔵元の異なる3種類の酒粕が使用されており、それぞれ味や香りの違いを楽しむことができます。

使用される3種類の酒粕は、〈SAKE Scene〉が厳選した日本酒から生まれた極上の品質。それぞれ個性があり、フィナンシェ生地に練り込んで焼き上げることで、絶妙な味わいを生み出しています。

三重県伊賀市にある〈森喜酒造場〉の〈るみ子の酒〉は、昔ながらの伝統製法による、米の旨みをしっかりと引き出した日本酒。数量限定の希少なお酒の酒粕で、酸味と旨みのバランスが絶妙です。

長野県上田市の〈若林醸造〉が醸す〈つきよしの〉は、華やかな香りと落ち着いた旨みを感じる日本酒。「美山錦」や「ひとごこち」といった酒米を中心に、長野県産の原料を使用しています。ゆっくりと袋で絞るため、しっとりとやわらかい酒粕になるのが特徴です。

石川県珠洲市の〈宗玄酒造〉がつくる〈宗玄〉は、雑味が少なく米の旨みとコクを強く感じる日本酒。「袋吊り」にし自重で滴る酒を集める製法のため、酒粕に潤沢な日本酒の成分が含まれています。

これらの酒粕の風味を食べ比べできる「3種の酒粕食べ比べセット」のフィナンシェは、ギフトにもおすすめ。日本酒好きはもちろん、健康的なスイーツを好む人に喜ばれること間違いなしです。

発酵食品である「酒粕」をスイーツでとれる〈酒粕の吟〉。まずは一度そのおいしさを体感してみてくださいね。

information

〈SAKE Scene〉の〈酒粕の吟〉

酒粕ヨーグルトケーキ【4号サイズ12㎝】
価格:2,900円(税込)
https://sakescenenet.shop-pro.jp/?pid=157933057

酒粕フィナンシェ
価格:3,800円(税込)※12個入りセット(3種×各4個)
https://sakescenenet.shop-pro.jp/?pid=157933065