発酵界のスペシャリストに学ぶ!
〈発酵の学校〉が第6期受講生の募集を開始

posted:2021.4.1

ウィズコロナ時代となり、発酵食品に興味を持つ人が増えている昨今。より専門性の高い知識を得ることができる〈発酵の学校〉の第6期が、2022年6月に開校します。全12講座を全て受講した方には「発酵食品ソムリエ」の認定証が授与されます。

〈発酵の学校〉って?

〈発酵の学校〉とは、発酵食品の魅力や正しい知識、歴史や文化を学べる場所。専門的研究データに基づいた講義や身近な発酵食品を用いた実用的な講義を通じた、発酵食文化の啓発と推進リーダーの育成が目的で、2018年にスタートしました。

その特徴はなんといっても豪華な講師陣。発酵学の第一人者である小泉武夫さんを筆頭に、和食の巨匠〈分とく山〉総料理長の野﨑洋光さんや、発酵研究における第一線の大学教授陣など、発酵界のスペシャリストたちが並びます。

左から〈分とく山〉総料理長の野﨑洋光さん、小泉武夫さん、宮城大学食産業学部教授の金内誠さん

日々の生活をより豊かに

カリキュラムは「発酵食品とは何か」という基本から始まり、「日本の発酵食品の原点こうじ」についてや、味噌・醤油・魚醤・パン・漬物・清酒・ワイン・納豆・ヨーグルト・お酢…など具体的な発酵食品について幅広く学ぶことができます。また、発酵食品を用いた料理についてなど、普段の生活で役立つ知識も得られます。

応募資格は特になく、「発酵」や「発酵食品」というキーワードに興味がある方であれば誰でもOK。飲食店や食料品店、食品メーカーなどの職場で知識を活かしたいという方、海外生活を経て発酵食品に興味を持ったという方、家族の食生活を充実させたいという方、これから発酵にまつわる仕事をしていきたいという方など、受講理由はさまざまです。

新たな挑戦への第一歩にも

実際に受講された方々の声をご紹介しましょう。

「約5年フランスでの生活を通して、味噌や醤油、酢など日本の発酵食品のおいしさと大切さを再発見しました。帰国後味噌をつくり、麹に関心を抱くようになり、発酵食品全般について深く知りたいと思うようになり受講。今では家族の食事づくりに『発酵食品ソムリエ』の知識を活かしたり、友人を誘って一緒に味噌づくりもしています」(〈発酵の学校〉2期生)

「発酵商品を取り扱う食品メーカーに勤めていますが、文系出身で“発酵”そのものの知識に自信がなかったため、理解を深めたいと考え、受講させていただきました。オムニバス形式で毎回異なるテーマで授業が進行していき、いずれの授業も発酵業界の第一人者から講義いただけるので、とてもわかりやすく、常に新鮮な気持ちでお話を伺うことができました。発酵食品の魅力に魅せられ、今まで以上に意識的に発酵食品を摂取して、公私ともに発酵食品の魅力を伝搬しています」(〈発酵の学校〉2期生)

〈発酵の学校〉第2期修了式の様子

〈発酵の学校〉の卒業生は日常のくらしのなかで、家族や友人など周りへ発酵食品の効能や魅力を発信するなど、それぞれが「発酵食品ソムリエ」として活躍しています。

4月11日より申し込み受付

今期は全日程が土曜日に設定され、平日勤務の人も参加しやすくなりました。「6/25(土)・7/23(土)・8/20(土)・8/27(土)・9/10(土)・9/17(土)」の全6日で、1講座90分を各日2コマずつ実施予定と日程も凝縮。そして、12回の講座を全て受けた方は、「発酵食品ソムリエ」の資格を取得することができます。

なお、第6期〈発酵の学校〉は、一人でも多くの方に参加いただけるよう、東京を本会場とし、発酵のまちづくりに取り組む岐阜県恵那市をサテライト会場として、一部講座はオンラインで両会場を繋ぎ開催予定です。(※恵那市サテライト会場のスケジュールはinformation欄参照)

味噌、醤油、お酢などの調味料をはじめ、お酒やパン、チーズなど、発酵食品に触れない日はないといっても過言ではないかもしれません。そんな発酵食品の奥深さを感じることのできる〈発酵の学校〉。申し込みは電話で先着順となります。

より豊かな食生活を送るため、新たな自分と出会うため、「発酵食品ソムリエ」としての一歩を踏み出しませんか?

information

〈発酵の学校〉

【東京本会場】
日時: 2022年6月25日(土)〜9月17日(土)/全12講座 各日2コマの講座を実施13:00〜14:30(90分)、15:00〜16:30(90分)※第12回は講義終了後、修了式を行います
会場: 日本橋室町野村ビル「野村コンファレンスプラザ日本橋」6階大ホール
受講料: 46,200円(税込)
定員: 90名(先着順:定員になり次第、受付終了)
受付開始日: 4月11日(月)11:00〜

【恵那市サテライト会場】
日時: 2022年7月9日(土)〜9月24日(土)/全12講座
各日2コマの講座を実施13:00〜14:30(90分)、15:00〜16:30(90分)※第12回は講義終了後、修了式を行います
会場:恵那市消防防災センター 3階防災センター 防災研修室
受講料: 37,400円(税込)
※12講座中8講座を東京本会場からオンライン配信とし、受講料を設定
※恵那市民は、後日、市から1万円の助成が受けられます
定員: 30名(先着順:定員になり次第、受付終了)
受付開始日: 5月10日(火)11:00〜

申し込み: 電話で申し込みください(〈発酵の学校〉運営事務局:03-6427-9540)
主催: NPO法人 発酵文化推進機構
問い合わせ: 〈発酵の学校〉運営事務局:03-6427-9540(11:00〜17:00 土・日・祝日を除く)
http://hakkou-bunka.jp/

※新型コロナウイルス感染状況により日程を変更する場合があります。※カリキュラムの内容及び講師は、変更する場合があります。ご了承ください。