鮒ずし、
食べた
ことある?

水の国の、
発酵食品。

日本の地域に息づく伝統的な発酵と、発酵と共に生きる人々の暮らし。それは日本が誇る食文化のひとつです。そんな“発酵”を探し求めて、発酵食品の仲間である「カルピス」が各地を旅します。読んで、飲めば、地域と発酵がもっと好きになる。

今回は、鮒ずし発祥の地、滋賀へ。

水の国の、発酵食品。

ここには奈良時代に既に存在していたとされる古代の発酵食品、鮒ずし(ふなずし)がある。何より琵琶湖で材料の川魚、ニゴロブナが獲れたこと。古くから米作りが盛んだったこと。近江商人が旅の際に保存食が必要だったこと。

この地にあるすべてが必然となって鮒ずしは生まれ、滋賀県を代表する発酵食品として大切にされてきた。

最近ではニゴロブナが貴重になってしまったのと、作るのに手間と時間を要することでとっても高価になってしまった。(高価すぎて軒先で漬けていた鮒ずしを盗む「鮒ずし泥棒」が出たこともあったとか)

そんな鮒ずしは、例えるなら「滋賀のパーティフード」。お正月やお盆、お祝い事がある時には今でも家で鮒ずしをふるまうのだけれど、鮒の身の部分と卵の部分は外からのお客さま用。

飯(いい)と呼ばれるニゴロブナと一緒に漬け込む米飯が発酵した部分しか、家では食べられないことがほとんどなんだとか。(といいつつ、その飯(いい)も侮れない発酵食品。こちらも味わい深くて、美味しいのだけど。)

数ヶ月塩漬けにした
ニゴロブナを、
塩を取り除いて
今度はご飯と一緒に
1年漬け込む。
きれいに漬けられている
鮒ずしは、
思っていたより
ニオイもしなかった!

これが飯(いい)。
体調が悪い時には
薬代わりに食べる
家もあるほど、
栄養抜群。
爽やかな
酸味が効いて
お酒や食が
進みそう。

琵琶湖に、
島があった。
沖島では、
いたるところで
鮒ずしが
漬けられていた。
さすがは漁師の島!

子どもたちの
「鮒ずし離れ」を救え。

滋賀県が誇る鮒ずしだけれど、どうも子どもたちには不人気らしい。(どちらかというと大人向きの味だもんね)だけどせっかくの自分たちの郷土の発酵食品。もっと好きになってもらえたら…と「カルピス」は、考えた。

鮒ずしの飯(いい)を
「カルピス」でおいしくブレンド!

鮒ずし由来の乳酸菌ドリンクや滋賀県産のフルーツ「アドベリー」のゼリーでここだけのおいしさを詰め込んで。

完成!

子どもたちは
ちゃんと
飲んでくれるかな?

「え〜ほんまに鮒ずし入ってる?」って言いながらみんなゴクゴク飲んでくれました。これをきっかけに滋賀のこと、鮒ずしのこともっと好きになってくれたらいいなあ。

「カルピス」+発酵BLEND
|滋賀|
「カルピス」×鮒ずしの飯

ヨーグルトと「カルピス」の甘ずっぱい味わいに、隠し味で鮒ずしの飯(いい)の塩気が効いたほんのり甘じょっぱい1杯!